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書籍「妻に隠しごとがあるオーナー社長の相続対策」

周囲に言えない秘密や趣味、誰にも教えていない預金口座や現金、借金、不動産…。 日本には「知らぬが仏」という言葉がある通り、秘密にすることによって穏便に事を済ませようとする文化がありますが、相続が発生すると状況は一変します。

死後に起こりうるトラブルを避けられるよう、このブログ・テーマでは「他人名義の株式の処理方法」「妻に教えていない借金の扱い方」「愛人や隠し子などへの対応」など、それぞれの隠しごと別に考え方や対処法を、これまでの実務経験を踏まえながら具体例を挙げながら解説します。

第17回

すべての資産を穏便に処理する6つのポイント④

株式買取請求を起こさせない

株式の買取請求も隠しごとがばれてしまうトラブルの一つです。

もともと他人名義のまま放置していることが、事態をややこしくしている最大の問題点であり、いわばいつ爆発するかわからない不発弾を抱えているようなものです。ずっと株式を抱えてくれているなら、その時点では問題は顕在化しないので、社長としては「株式買取請求」という爆発が起きないよう、手当てをしておくことが大切です。

社長の死後に「株式買取請求」が起きれば、株式の持ち主はどういった人物で、どのような経緯で株式を持つようになったのかと後継者は疑問に思うでしょう。

単に他人名義にしていたことを忘れていただけで、名義株が発行された事情が理解できるならそれほど大きな問題にはなりませんが、家族と折り合いの悪い人物だからと秘密にしていた場合などは、家族に嫌な思いをさせてしまいます。

また株式買取請求を出されたら、前章でも紹介した通り市場価格に近い金額で買い取る必要があります。
会社にとっては大きなダメージとなるので、後継者が困らないよう、さまざまな工夫を凝らして「爆発」を防ぐことは社長の責務と言えます。

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